ハイキュー!!
□新年は貴方と一緒に
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新年は、貴方と共に迎えたいと思っていた。
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それは、2015年最後の部活が終わった時。
木兎さんはもう引退していて、今頃受験勉強に励んでいることだろう。
そのことを思いながら、俺は部室で一人寂しく着替えていた。
「…もう今年も終わり…」
あっという間すぎて、頭がついていかない。
あれ、もう3年生になるのか…木兎さんは大学生……
「早いな…」
なんてひとりごとを言っていた俺は、部室に忘れ物のないようにがないか確認して、部室を出て鍵を閉めた。
今年の大晦日は誰と過ごそうかな…なんて考えながら。