小説(短)

□夏祭り
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今日は皆で少し大きな街の祭りに来た。
皆浴衣を来たり、おめかししたりして気分も上がっているようだ。
そういう俺も実はテンション上がってたりする。言わないけどな。

「ルーク?大丈夫か?具合でも悪いか?」

「なんでそーなんだよ、ガイ...」

「いや、黙りこくって居たからなんかあったのかと...」

なんもねーよバーカ

「そんな心配しなくても大丈夫だろ。なぁ、坊ちゃん?」

げ。あいつだ。

「なんでお前が決めるんだよ。いや、具合悪いわけじゃねぇけども...」

「テンション上がってるんだろ?もっと口に出せばいいだろ」


ぐっ…

なんでこいつには分かるんだむかつく…合ってるし。

「…うっせぇよ」

小さな声で反論する。

「そうなら良かった。ならほらルーク、あっち見に行こうぜ」

ガイが俺を引っ張って言ってくれる。だが反対側からも引っ張られた。

「おわっ!お前ら両方から引っ張るな!」

「わりぃわりぃ」

絶対思ってない

「あ、すまんなルーク大丈夫か?」

ガイは無害

「ガイ、坊ちゃん借りてってもいいか?」

へ?

「あ、ああ…別にいいが…気をつけろよ」
「分かってるよ。ほら行くぞ坊ちゃん」

ユーリがルークの手を引っ張る
「あっまてよユーリ!どこ行くんだよ!」


そして人混みに消えていった2人。

「あらあら怪しいですわねぇ〜」
「本当!仲が宜しいことで私嬉しいです!このカメラいっぱいに収めたいです〜」

「ルーティとエステル…?何してんだよこんなとこで。みんなもう行ったぞ」

「あらガイさん、私達の使命はユリルクを撮ること(見ること)ですよ!!」
「薄い本が厚くなるね〜⤴」

勝手にしてくれ…と半ば呆れガイはユージーン達のところへ向かった。
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