☆アメバで作った短編
□テニプリ
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幸村君の入院後の話し
卒業式がテーマ
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コートがなんだか寂しくなる。後輩達と共に頑張ったコート。
真田とここで始めて出会った。
いろんな勇気を与えてくれた皆。
それも、今日で終わりか。
皆で競争しあったテニスも……
ポタポタ
いつの間にか泣いていた。
「幸村。大丈夫か?」
どこからか聞こえる声。ただはっきり聞こえる真田の声。
「…さなだ…」
ただ、君に会いたくてそうつぶやいた。
「幸村。泣くな。俺は、ずっとお前の側にいる」
真田の声と共に背中には暖かいぬくもりがあった。
「本当?」
「ああ」
「約束だよ」
俺は、泣いていた涙も消え微笑した。
「やっと笑ったな」
めったに降らない雪が俺達のコートにキラキラと雪の結晶が太陽に照らされながら降っている
「ゆき、……精市。おめでとう。」
「///真田…」
めったに呼ばない名前で呼ばれ少し顔を赤める
「どうした?顔赤いぞ」
「寒いんだ」
嘘混じりな、事を言う
すると、
『Chu』
唇に生暖かい物が触れた。それが、真田からのキスだということまで思考が働かなかった。
「/////さ、真田。学校では止めろって言ってるだろ」
「学校じゃなかったらいいの?」
「/////」
また、顔を赤める。そしてそこに
「部長。」
後輩達が来た。
「幸村部長。記念撮影しましょう。」
「いいよ」
雪が降る中の甘い空間