☆アメバで作った短編
□大智×圭太
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「圭太!」
俺の名前を呼んだのは、多村大智。同じ学校で同じ部活に入ってる。
「何だよ」
「サッカーしようぜ」
「良いけど」
俺らは、サッカー部に入ってる。今は、レギュラーだ。
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あれから、二時間後。汗もかき、部室にあるシャワー室に入ろうとすると
「なぁ、圭太は好きなやついるん?」
「急だな」
「俺は、いるぜ。」
一歩一歩、大智は俺に近づいてきた。
バンッ
大智の手が自分の後ろにあるロッカーに押し寄せた。
「何のまねだよ。」
「さぁな」
大智は、壁ドン状態から俺を床に押し寄せた。
「俺の好きなやつは、圭太なんだよ」
「えっ?」
男同士って有りなの?
頭の中で、次々と大智の言葉が交差する。
「こんなこといっても、馬鹿にするだけだよな」
彼の手が、俺の元から離れていきそうで怖かった。
俺は、彼が好きなのだろう
大智の言葉が
声が
手が
全てが、俺の心を揺さぶる。
俺のここらを、締め付ける。
彼に触られるだけで、心臓が高く脈を打つ。
「俺も、大智が好き」
本当の恋は近くに合った