血液型男子

□2話目
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ある日

『今度、会おうぜ』

と、言うメールが悠弥から3人に送られてきた。

そして3人はお互いの時間を合わせ瑛太が代表して悠弥に返信した

『じゃ、来週の日曜日にしよう…場所は…』

と、夜勤明けの皇子の休む時間を考えて場所は夕方からやってる居酒屋にした。

日曜日…

「こんばんは〜」
「お、瑛太ちゃん!?久しぶりまだ塾講やってるの」

と、良く4人で行っていた居酒屋の為店主と女将さんとは仲が良かった。

「“ちゃん”はよしてくださいよ〜」
「皇子ちゃんと恵比須ちゃんもお座敷の方に通してあるから」
「ありがとうございます」

そう言って…瑛太は座敷の方にいくと…皇子と恵比須が話をしていた。

「2人とも、久しぶり」
「瑛太、元気?」
「瑛太、悠弥見た?まだ来てないんだよね」

と、皇子が言う。前は皇子と悠弥が待ち合わせ時間過ぎるかギリギリだったが…
皇子も職業柄時間に余裕を見て来るようになっていた様子だった。

「いや、まだ見てないなぁ」
「悠弥、皇子だって遅れないで来たのにな」
「恵比須ありがとう…でもなんか褒められてる感ないゎ〜」

恵比須が皇子の頭を撫でると皇子はからかわれている感がした。

「恵比須…皇子で遊んじゃダメだからな?」
「皇子可愛いから、弄りたくなる」
「大の男に可愛いって言われても嬉しくないかな」

ハハハッと笑う皇子…。

「約束の18時過ぎた…俺、悠弥に電話掛けてくる」

と、言って瑛太が席を立った。

「お願いね〜瑛太…さすがに腹減ったな…恵比須は平気?」
「俺も少し減ったな…皇子を食べたい」
「またまた〜」

一方

プルルル…

「…もしもし、瑛太?どうしたの?」
「今日、4人で集まろうって、話しただろ?今どこに居るの!?」
「…げっ!!悪い明日だと思ってた!待ってて!!今行くから」

どうやら寝ていた様子だった。






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