忍たま

□ネタ
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オメガバースな鉢雷妄想語り。↓


クラス公認のろ組名物コンビは高確率で運命のつがい。

三郎(α)×雷蔵(Ω)。

三郎がアルファとか似合い過ぎ。

アルファは数が少なく、そしてオメガはさらに希少。三郎は五年生の中で唯一のアルファで鉢雷は学園初の運命のつがい。
雷蔵はオメガ。三郎の運命のつがい。四年生の時の血液検査で雷蔵の性種別がΩ性であるとわかった。そして、三年生の頃から雷蔵が自分のつがいなのではないかと薄々感付いていた三郎は、そこで漸く確信を得て、雷蔵に自分たちがつがいであることを話す。三郎の話を聞いて、三年生の頃から三郎から漂う甘い匂いについての正体がわかって雷蔵も納得した。そして、三郎のつがいが自分だとわかって嬉しくなりつつ、自分のつがいが三郎だとわかって安堵する。そして、何となく照れ笑い。

ろ組の生徒達はクラスの名物コンビが運命のつがいだと聞いて凄く納得していた。

しかし、「三郎が雷蔵を好きなのは、雷蔵が三郎の運命の番だからだったからでは?アルファとオメガの本能でお互いに番だとわかったからなのでは」と不安になる雷蔵。


「いやいやそりゃあないだろが!」と、一年生の頃から二人を見てきたクラスメイト達は真逆のことを考えていた。

鉢屋三郎は一年生の頃からα性だと噂されていた優秀な生徒であった。そして、当の三郎も何となく自分はα性ではないかと思っていたが、Ωのフェロモンに振り回されてしまうα性になることを疎ましく思っていた。また、誰よりも雷蔵を大事にしていた三郎は、自分に雷蔵以外の運命のつがいが存在することを嫌がってもいた。雷蔵がいれば運命のつがいなどいらないと思っていたのだ。

そして、その鉢屋三郎が大事にしている不破雷蔵。クラスメイト達は、温和で成績優秀な雷蔵はβ性ではないかと思っていた。α性の数は少ない。そして、Ω性はそのα性よりもさらに少ない。両者が運命のつがいと巡り合う確率は奇跡だと言われている。

しかし、クラスメイト達の予想は外れ、雷蔵の性種別はΩ性で、鉢屋三郎の運命のつがいであった。

クラスメイト達は三郎が四六時中、雷蔵にべったりとくっついていて三郎のフェロモンで雷蔵の性種別を己のつがいに変えてしまったのではないか。


三郎の雷蔵大好きフェロモンは、性を形成している成長途中の雷蔵の体質に影響を与えることが出来ても不思議ではないかもしれない…。

絶対に有り得ないことだろうけれど、鉢屋三郎なら有り得そうで恐ろしい…。

等々。エトセトラ。

クラスメイト達は、目を閉じて腕を組んで何かに悩むように一人唸っている雷蔵を見つめながら、そんなことを口々に話していた。


↑的なつがいな鉢雷とクラスメイト達のほのぼのオメガバース萌える。

仲良し鉢雷は五年ろ組公認。
五ろの生徒達は、二人が運命のつがいだって言われても「あぁ〜アイツラが運命のつがいか。そりゃそうだろうな…」って世間話を聞くようにあっさり受け止めちゃうんだろうなぁ。



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