アルスマグナさんの夢小説

□第11話
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曲が終わり、私はゆっくりとラストポーズを崩した。

貴「…どうだったでしょうか……?」

私が不安げに聞くと、

ア「おま!すっげーなぁ!!!
ダンスキレッキレ!!!」

タ「すごいよりおんちゃん!
カッコ良かったよ〜!!」

アキラ先輩とタツキ先輩は私に駆け寄ってきてそう言ってくれた。

貴「そんな…!もったいないお言葉…笑」

泉「しかもりおんさん、歌詞を口ずさみながら踊ってましたね。」

ア「おおお!泉も気付いてたか!?
りおん歌ってたよなぁ!!?」

貴「あ。はい!笑
元々カラオケとかでよく歌ってた曲に振り付けしたので…」

タ「え!?
自分でつけた振り付けなの!?」

貴「はい!」

九「あの振りを自分で付けたのか…。
りおん。すごいなぁ〜」

先生が頭をポンと撫でた。



…そういえば、
ウィトが何も言ってこない。

あんなにノリノリだったウィトが。

ダンス、やっぱり下手だったのかなぁ…

貴「ウィト…?
私…やっぱり上手じゃなかった…?」

私は恐る恐るウィトに聞いてみた。

するとウィトは、

朴「え!?!?
そんなことないっ!!!
りおん、すっごくカッコ良かったよ!?」

貴「でもウィト、ずっと黙ってたから…」

朴「あっ!これは違うんです!!
なんてゆうか、圧倒されちゃって放心状態…みたいなやつ!!」

貴「放心状態…?」

ア「つまりは、朴もかなり感動したってことだよ!
んな!?朴!」

朴「そうゆうことです!!
りおんが、僕らのダンスみて感動してくれたみたいに、僕もりおんのダンスみて感動したんだっ!!」

私はすごく、すごくすごくすごく嬉しかった。

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