夏の記憶

□#1
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〜シンタロー〜



?「シンタロー!一緒に帰ろ!!」



赤いマフラーを首に巻いた少女、アヤノは俺にそう呼びかける



シ「あぁ…」

そして、夏の暑い炎天下の中、二人して肩を並べて歩いていく




ア「ねぇ…シンタロー?」




シ「あ?なんだよ」



ア「あ…えと..やっぱ何でもないっ」



シ「…」






この時の君の声はなぜかあの時の幼なじみの声と重なったように感じた






『「じゃあ…またねっ」』





それなら…なぜ









気づいてあげられなかったのだろう…
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