遊戯王GX夢小説2

□寝坊
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時刻は午前8時
生徒のほとんどが自分の教室に着席してる時間だ

「セナちゃん来ないっすね!どうしたんすかね…」

丸藤翔が遊城十代の隣の空席を見ながら心配そうに言った

遊城十代は確かにと頷くと、席を立ち上がった

「アニキ!どこ行くんすか!」

「ちょっとセナを見に行ってくる!」

それだけ言うと遊城十代は部屋を出ていってしまった

丸藤翔は溜め息をつくと「今日はアニキ寝坊しなかったのに…」と、呟いた

遊城十代はデュエルアカデミアから出ると、全速力でレッド寮へ向かった

セナはいつもきっちり時間に来ては予習してるくらいのしっかり者だ

だから、こんな時間になってもまだ来ていないということは、なにかあったに違いないと遊城十代は思った
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