遊戯王GX夢小説2
□勘違い
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デュエルアカデミアに午前の授業終了のチャイムが鳴った
「やっと飯の時間だぜ!」
隣で寝ていた十代が起き上がり、弁当を取り出していてガツガツと食べていた
授業中はぐーすか寝ているくせにお昼の時間にはきっちり起きるなんて…ものすごい神経だと毎回思う
ふと、筆箱を見て用事を思い出した
私が席を立ち上がると
「セナどこ行くんだ?」
ご飯粒をほっぺに沢山つけながら十代が聞いてきた
その隣で翔君が「汚いっすヨ!アニキ!」と注意する
私は筆箱からシャーペンと消しゴムを取り出し
「準君に借りた…から、返しに行くの」
「そういえばセナちゃんは万丈目君と幼馴染だったね」
翔君がぽんと手を打ちながら言った