short
□ 治癒
5ページ/5ページ
…あれ?
僕はいつの間にか寝ていたみたいだ
ぱっと身体を起こし寝ている彼女を見ると
楽な表情になってスヤスヤと寝ている
オデコに手を当てると
「…よかった、熱引いてる」
最近、仕事が忙しいらしく
寝てないって言ってたもんな…
それなのに無理してご飯を作ってた名無し…
「…名無し」
眠っている彼女の頭を優しく撫でた
「…いつもありがとう」
そう言って僕は彼女の唇にキスをした
翌日
「イーシン朝だよ〜」
「……」
「…あれ?イーシン?」
「…頭痛い」
「っえ?!もしかして移ったの?」
「今日は名無しが治癒してね」
昨日、キスをしたしたからだなんて
絶対に言えない…(笑)
でも、また二人で過ごせるし良いかな?
fin