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□ 治癒
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リビングのドアを開けると
キッチンに立ってい名無しがいた
俺は静かに彼女の所へと歩いた
「おはよう」
「イーシン、おはよう」
よく眠れた?と
微笑みながら話す名無し
「…うん
でも、起きたらいなくて寂しかった」
少しシュンと落ち込んで見せるイーシン
「起こしたら笑いと思って(笑)」
ごめんなさい と謝る名無し
この優しさにいつも心が温まる
「…いつもありがとう」
名無しを後ろから抱きしめる
「どうしたの?」
少し照れてるのか頬が赤くなる彼女
…あれ、なんかいつもと違う?