kgpr
□お前が大好きだから
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「シンタロー、帰ろ!!」
HRが終わった瞬間ざわつく教室。
そんな中俺に声をかける少女が1人。
「わかったよ。行くぞアヤノ」
こうしてアヤノと肩を並べて歩くのが普通になっている俺。
アヤノの存在が俺の日常で、必要不可欠だ。でも俺はそれを言わない。素直にはならない。
でもアヤノは?
俺を必要としてくれているのだろうか?
「………なぁ、アヤノ」
「何?シンタロー」
お前の日常に俺の存在は必要か?
無意識に口走っていた。
だから俺は否定されるのが怖くて…
「わ、悪い!!今の「必要だよ…」………え?」
「必要だよ。シンタローは!!だって私シンタロー大好きだもん!!」
シンタローの日常に私の存在は必要?
そう聞き返された。
いつもならはぐらかすけど、今の俺は
「必要さ。だって俺も………」
お前が大好きだから
(耳元は反則だよ〜///)
(さて、帰ってパソコンでもいじるか)