黒翻りて鮮紅舞う

□第二訓・優しい鬼さん
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右手を半分だけ着ている着流しに突っ込みながら、街の大通りを重い足取りで歩いていた。





スーパーまで連れて行け。と勝手に付いて来た美来は、銀時の服の裾を軽く掴みながら、回りをキョロキョロ見回しながら付いて来た。





美来「うわぁ〜!本当に銀魂の世界だ!」

目を輝かせながら周りを見ている
美来に銀時は思わず、頬を緩めた。






銀「…着いたぞ。ここが大江戸スーパーだ。銀さんは大切な用事があるから、勝手に帰れ。…じゃぁな。」




スーパーの前で服を掴んでいた
美来の手を放し、片手を上げヒラヒラと振りながら、一人で歩き出した。





美来「ありがとう!…パチンコ頑張って。」


銀「…!?」




銀時は、バツが悪そうに足早に去って行った。



美来はウフフッと笑いながら、スーパーの中に入って行った。








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