黒翻りて鮮紅舞う
□第一訓・此処は!?
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眩しい光と土の匂い、暖かい微風に
美来は目を開けた。
美来「うぅん…。…天国?」
ゆっくりと目を開け、目に映った風景に目を見開いた。
そこは、昔風な建物と近未来風な建物が入り乱れた不思議な世界。
行き交う人(どう見ても人じゃないのもいるけど…)は、昔の着物にヘアースタイル。
洋服の人もいるけど、少し古い。
美来「…!?此処って……っ!?
美妃!!」
共にいたはずの親友を探した。
親友は、美来の後ろでまだ眠っていた。
って生きてるのか…?
美来「美妃!?美妃!?」
美来は美妃に慌てて駆け寄り、体を揺すった。
程なくして、目を覚ました美妃は
やはり、目の前の光景に目を見開いた。
美妃「…美来…?…此処は何処……っ!?銀魂ワールド!?」
美来「…やっぱり…」
そう、二人は天国でも地獄でも無く二次元世界、銀魂の世界に来てしまった様だ。
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