黒翻りて鮮紅舞う

□第零訓・序章
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「…もう、いいよね…」


「…うん…思い残す事はないよ…」







「…お父さん、お母さん……ゴメンね…」







私と美妃は、睡眠薬を大量に飲み手首を切り、人気の無い山奥で命を断った。









…はずだった。
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