猫の詩

□雲
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ふよふよ浮いている
今日はどこに行こう
あっちは皆がいるから
こっちに行ってみよう

誰もいない
青いキミだけがいる
独り占めだ
さあ遊ぼうよ

様々な色に染まっていく
キミがとても綺麗だ
ああ、なんて素晴らしい
僕も色付いていく

どうしてこうなった?
僕は大きくなってキミを隠す
これで僕だけのモノ?
僕は黒くなっていく

僕はゆっくり消えてゆく
それでもキミは側にいる
どんなに黒い僕だって
背後で見守ってくれてたキミに
そっと呟いた
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