霧崎

□カカオ100%でも甘いんだ
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今日は体育館の整備のため、部活がない!!………にも関わらずなぜか部室に集まっているバスケ部スタメン。

「今頃は家でアニメ見てる予定だったのに…」

古やんと原ちゃんに連行されましたよ…はい。

原「まぁまぁ、いいじゃんあやの♪」

山「たまにはゆっくり集まるのもな!!」

確かにゆっくり集まった事は無いかもしれない

花「………………」

「………マコたんマコたん、」

花「………何だ?あやの」

「毎回思うんだけどさぁ、ソレ美味しいの?」

ソレとは、カカオ100%チョコレートだ。

古「美味しいらしいな、花宮いわく」

瀬「前一回食ったけど土食ってる感覚だったぞ」

花「ウマイぞ?食ってみるか?」

「えっ?」

正直食べたくない。でも、マコたんがくれるって言ってる。マコたんが言ってる…

「じゃ、じゃぁちょっとだけ………」

花「ん、じゃああやの、口開けろ」

「えっ!?」

「「!?」」

えっ?つまりこれは、世間一般的に言われる「あーん」ってやつ?

「あ、あーん………………っ苦っ!!」

瀬戸ちんの言うとうりだよ!!土だ、土!!うぇぇえぇ

花「そんな不味いか?普通にうめぇよ」

原「感覚狂ってねぇwww?」

花「………原ぁ明日練習2倍」

原「………………」

山「ドンマイ」

「口直しぃ」

カバンを漁っていると中からチョコレートが二つ
一つを口のなかに入れると甘い味が広がった。

「マコたん食べる?」

花「………………食う」

「はぃ、じゃあ「食わせろ」………は?」

わ、わんもあぷりーず?まさかまさかの…食わせろと!?

花「速くしろ」

「は、はい!!………じゃぁ、あ、あーん/////」

花「ん、………………甘っ。やっぱこっちだ」

マコたんはやっぱりカカオ100%の方がお好みらしいです

花「食わせろあやの」

「ん、………あーん」

花「っ………………甘」

えっ?今あげたのカカオ100%だよ?

花「しばらく話しかけんな////」

マコたんは本を読み始めた。その耳が少し赤かったのは気のせいだと思う

花「(あれ、カカオ100%だよな?甘かった………あれって………あやのだから?///な訳ねぇよな)」









(なぁ、あれってさぁ)

(多分、本人たちは気づいてないけど、)

(あやのが食べさせてくれてるから、カカオ100%が甘く感じた………んだろ?)

(多分な…)

(なんか、見せつけられた感がハンパない)

(2人とも顔が真っ赤だねwww)

(なんか、もう爆発しろよ!!)

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