霧崎
□原ちゃんの素顔
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練習の休憩中ーーーーーーーーーー
「あのね?思ったんだけどさぁ…」
山「どうした?あやの?」
練習中に気付いた事を言ってみる。いや、前々からずっと気になってたんだよね!!
「原ちゃん………何で前髪隠してるの?ってか、前ちゃんと見えてる?」
古「言われて見れば気になるな」
瀬「確かに」
えっ?言われてみればって事は、言われ無かったら気にならないの!?一回は疑問に思ったことあるでしょ!?
原「前ならちゃんと見えてるよん☆」
花「原ぁ〜鬱陶しいから前髪切れや。それか上げろ」
原「え〜嫌だ」
山「何でだよ!!」
原「んーコンプレックスだからかな?」
花「関係ねぇ上げろ」
「少しは気にしてあげようよ…まぁきっとイケメンなんだろうなぁ〜。見たかったなぁ〜、原ちゃんの素顔」
原「………………」
「見たいなぁ〜絶対イケメンだよねぇ〜」
古「あやの………そんなに見たいのか」
瀬「もうアピールしてるしww」
山「原はどうするんだ?」
花「あやのに勝つのは………不可能に近いぞ」
なびかないか…あともう一押し!!
「イケメンいいなぁ〜「解ったよ!!」マジで!?」
原「一回だけだよ」
よっしゃぁぁああぁあっ!!あやのちゃん完全勝利!!これで、原ちゃんの素顔が拝めるっ!!
古「原が負けたぞ」
花「やっぱりな、あやのの押しには勝てねぇよ」
原「はい(前髪上げる)」
「………………えっ/////」
原「はい、終了〜☆もぅ見せないよ」
えっ、えっ?なにこれ?ヤバいんだけど!!いや、言ったよ?イケメンだろうなぁ〜って。言ったけどさ………
花「なに固まってんだよバカ!!なんか言えや!!」
「えっ?だって………………」
花「どうした」
「超ーーーーーーーーーーイケメンだった///」
山「マジかwww」
瀬「どんな感じ?」
「つり目のイケメン!!ヤバいよ!!多分マコたんの次位にイケメン!!」
古「花宮よりは下なのか」
「あやのちゃん惚れちゃう!!まぁ惚れないけどwww」
瀬「惚れないのかwww」
だってマコたん一番だもん♪これは決定!!
山「イケメンなら前髪上げればいいだろ」
原「嫌だね〜特別な時しか上げないよん」
古「特別な時って例えば?」
原「自分の結婚式とか………葬式とか?」
つまり、一生上げる気は無いんだな…。人生の墓場と言われる結婚式と普通に墓場の葬式って………極端すぎだろ。
「でもさぁ〜何がコンプレックスかは知らないし、聞かないけど、私たちの前ならコンプレックス………抱かなくてもいいんじゃない?」
原「!!」
「まぁ、何があったか言いたくなったらその時は聞いてあげるからさ!!」
原ちゃんにしか聞こえないように言ってやったぜ!!あやのちゃんカッコイイっ!!
「じゃあ練習始めるよー!!後半は、外周50週だって!!マコたん鬼畜だよ」
花「これぐらいが普通だ」
古「いや、普通じゃないぞ」
山「休憩が………終わってしまった!!」
瀬「原のせいだな」
(どうした?原…固まって)
(あやのになんか言われたんだろほっとけ)
(勝てないね…………花宮があやのに甘い理由が解ったかも)
(でもやっぱマコたんが一番だなぁ〜)
(ばぁか………当たり前だろ)
(………そだね)
((((ラブコメ禁止!!!!!))))