霧崎

□そろそろマネージャー欲しくね?
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霧崎第一高校バスケ部一軍では、いつもの様に花宮の鬼畜メニューをこなしていた。

原「あー、疲れた…ザキスポドリ取って〜」

古「俺のタオルも頼む」

瀬「ついでに俺のワックスとアイマスクとって」

花「ボードよこせ」

山「お前ら………………俺はマネージャーじゃ無ぇんだよ!?」

自分で取りに行けよ!!と言いつつちゃんととってくるザキ。

原「サンキュー。なぁ思ったんだけどさぁ〜」

花「なんだ?ふざけた事言ったら練習量倍な」

原「今回はまともですー」

古「今回はって言ってるぞ」

原「いいの!そろそろマネージャー欲しくね?」

山「確かにな」

瀬「でも、俺たち目当てのヤツばっかだぞ?難しくないか?」

古「体力も必要だしな…あんまり女子っぽく無いヤツが良いな」

山「そんな都合の良いヤツいるか?」

花「………心当たりがある。」

原「え?マジで?www」

花「あぁ、体力はそこらへんの男子以上で女子力皆無。色目なんて使わねぇしそもそも使えねぇヤツが1人…」

古「ベストだな」

瀬「誰だ?」

花「見りゃわかるだろ」

呼んでやるよ、といってケータイを手に取る花宮

花「俺だ1分以内に体育館にこい………………わかった。速くしろ」

瀬「どんなヤツなんだ?」

花「バカだ。」

山「シンプルに言うな!!」

花「バカでバカでバカでバカで「この鬼畜オタマロがぁぁぁあぁああぁっ!!」っ、うるせぇ」

「うるせぇじゃねぇだろ!!私の昼寝タイム邪魔しやがって」

原「あやのじゃん!?」

「ん?原ちゃんじゃん♪古やんに瀬戸ちんとザキもいる!!」

花「知り合いか?」

「うん!!古やんは席が隣で瀬戸ちんは購買で合った!!ザキはと原ちゃんは一緒に補修受けたよ!!」

花「そうか…単刀直入に言う。お前バスケ部マネージャーやれ」

「断る。別に私じゃなくても良いでしょ」

花「いや、お前が良い。条件が揃ってるんだ。」

「条件?」

原「そだよ!体力があって」

古「女子力なくて」

瀬「俺たち目当てじゃなくて」

山「バカなヤツ」

花「喜べ、あやのが選ばれた」

「本人目の前にして良く言うな!!嫌だね」

花「秋葉原限定俺妹メルルコスプレversionフィギュア」

「任せろ!!」

原「扱いやす!!」

山「バカだろ」

瀬「あやのもザキに言われたく無いと思うぞ…」

花「ほら、一応自己紹介しろ」

あ「さいとうあやのです。好きなものはマンガ、ラノベ、アニメで嫌いなものはトマト。よろしく」

山「ってかさぁ花宮ってあやのと面識あったんだな」

古「確かに。」

瀬「花宮が女子との関わりあるとか………元カノ?」

原「まさかの今カノ?ww」

花「違ぇよコイツとは幼なじみだ。」

「付き合ってねぇよ」

【あぁーそういう】

花「そんなんどうでも良いから練習始めるぞ!!」





(私なにすればいいの?)

(今はすることねぇから、取り合えず見てろ)

(わかった)

(それと…これからよろしく頼むぞ。)

(………任せとけって!!)

((((いま、花宮がデレた!?))))

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