【中編】シェアハウス
□no.8
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「名無しさん、風呂入れる?」
「うん、沸いてると思うよ」
お皿を片付けながら言った。
「レオリオ、暇ならお皿運んで」
「えー」
「レオリオ」
「しゃーねぇなぁ」
重ねられたお皿を洗っていると、リビングのドアが開く音がした。
イルミかな...?
「...アイス、アイス」
「イルミ上がったの?♤」
「アイス、...」
「じゃあ、僕も入ろーっと◆」
「アイスー」
「イルミ、シャンプーまだあった?♥」
「アイス、アイス」
「...♣」
「ヒソカ、シャンプーなら洗面台の下の棚にあるよ」
「ありがと、名無しさん♡」