ハンターハンター

□no.2
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一次試験



着いてこい

そう言われ歩き出した参加者たち。


徐々に試験管の歩くスピードが早くなる。


「ヒソカ、トランプ貸して」

「はい♡アレ使うの?」

「走るの疲れるしね」


渡されたトランプに念を込め、馬の形へと形を変える。

トランプの馬の頬へとキスをして、命を吹き込む。

馬の背中に飛び乗り、再び群衆の中へと戻る。




「そんなのありかよ!!」

途中、背の高いサングラスの男が叫んでいたが、軽く微笑み流しておいた。





いつ終わるかわからない地獄のマラソンに徐々に脱落者が出始める。



それから少し走ると、長い階段に差し掛かった。




ふと真横を2人の少年が横切った。


黒髪の少年と、銀髪の少年。
落ちないスピード、むしろ速くなってる。

底知れない体力。

不意に口元が緩んだ。




no.3
 

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