HUNTER×HANTER

□締*
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「名無しさん」

行為中、嫌に冷たく妖艶な目が私を捕らえる。

「…ヒソ、カっ」

口の端が持ち上がり、嫌な予感が頭を過る。

大きくて冷たい手が首を掴む。

ぐっ、と力が入り苦しさで顔がゆがんでいく。


「あぁ、最高だよ♡」

「…っ、」


限界、

気を失うギリギリで手が離れる。

「はぁ…っ、」

「ねぇ名無しさん、知ってる?首を締めるとイきやすくなるんだって♧」



「やってみようか?」

いつもの笑みで、いつもの調子でそう言うと、彼のモノが入ってきた。


「んぁっ…!」


もう、これだけでイってしまいそうなのに、冷たい手は首を鷲掴んでゆっくりと締めていく。

快感と苦しさとでおかしくなりそうだった。

涙で滲む目の前には、妖しく艶やかに微笑む顔。

「…っ、ヒソっ…、も、無理…」

「もう?ま、いっか♡いいよ、イって」


目の前が真っ白になり気を失った。
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