映画感想文

□PET 檻の中の乙女
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なんと美女ホリーは…連続殺人鬼だったのです…

セスはホリーに殺人をやめさせる為に檻に入れたのです

開けてびっくり玉手箱な真実

実はホリーの元カレが浮気した女ってのがホリーの親友のクレアという女性で、ホリーはクレアと2人で車に乗ってる最中に浮気のことを問い詰め、頭に血が登ったそのままの状態でなんと事故!車は大破!!!

ホリーもクレアも血まみれになりながらもか何とか生きていたのですが…ここでホリーは初めての殺人を犯します。

でも事故ってことでホリーの殺人は見落とされてしまいます。

ここでホリーは感じたそうです。

“私には殺人の天才的な才能がある”と

サイコなのはホリーの方でした!!

いやセスもサイコっぽいんですけどホリーの方が上手。

その後も次々と殺人を犯していくホリー。

セスはストーカーする中でそのことに気付き、ホリーを更生させる為に檻に閉じ込める決意をしたのでありました。

ここからはセスとホリーの心理戦。

といってもホリーの方が何枚も上手

セスの勝ってる部分ってただ自由がきくことくらい。

僕がご飯運んだりしないと君は死んでしまうんだぞ!な感じで主導権を握ろうとするのですが、内気だったうぶな青年が魔性のホリーに敵うはずもなく!

そんでなんと途中でホリーが閉じ込められているところにセスの同僚のおっちゃんが訪れるんですけど、ホリー、逃げる為に動く!と思いきやここでまさかのびっくり行動!

途中でセスが帰ってきて同僚を殺す!と思ってたのですが、思ってたのとはちょっと違って…なんとホリーがセスを言葉巧みに操って同僚のおっちゃんを殺害させてしまいます

同僚を殺してしまいガクブルなセスにホリーは「私の言葉の通りにしなさい」と死体の処理をさせます。

幸い?なことに捨てられた犬達が集められた保健所であるので…死体の一部はワンちゃん達のご馳走になりました…

檻に捕らえられているのはホリーのはずなのに、セスの方が完全に捕らわれました。

その後は失踪した同僚を探しに警官が来てセスを怪しみ、セスは平然を装うんだけど粗ばっか出しちゃうし…

そんなこんなでなんとホリーが次にセスに告げるのは「愛の証が欲しい。あなたの指ちょうだい」

びっくり発言です

「檻に閉じ込めるのはペットとしてしか見ていないからよ。愛じゃないわ。でも私を愛しているんでしょ?なら指ちょうだい」

びっくり

なんで指?

もちろんセスは嫌がりますが、自分が犯した殺人のことや警官の怪しむ眼差しやらに精神的に参ってしまったんでしょう…ホリーの檻のそばで人差し指を切断!

あまりの痛みにセスは悶絶します。

ホリーは切断されたセスの指に手を伸ばし…手に入れたのは指を切断した包丁!

指なんざいらん!と包丁ゲットしたホリーは自分の首に刃を当てて「指以外にも失いたくなかったら檻の鍵を開けなさい!」とセスに命令

セスは檻の鍵を開けて、ホリーは晴れて檻から出されます。包丁を手にしたまま。

そしてゆっくりとセスに近付き、愛してる、と口づけをしてあげて、セスの首をスパッと切ってしまいました…



そしてそうして、自由を手に入れたホリーは元カレと元サヤに収まり2人で暮らします。が、またも浮気発覚。ホリーは果物ナイフを手にしますが…恋人を殺すことはしませんでした。

そして貸し倉庫に向かい…どこかで見たような檻の置いてある所に訪れて…「来たわよ」と。その檻に閉じ込められていたのはセスでした。

生きてたーーーー!!!!

髪は伸び放題だし黒目も盲目になったみたいに白が混じって、こじきみたいな風貌に変わり果ててはいましたが、指は無くなったままだし確かにセスです!

そしてホリーはセスに話します。

「また恋人に浮気されちゃった。殺そうと思ったけど…あなたを思い出して、殺せなかったわ」と

セスは首を切られて声帯をやられたのか声は出せませんでしたが満足そうに笑います。

セスの頑張りは報われていたのです!

セスはホリーに殺人をやめさせる為に檻に閉じ込めたのですから!!

これぞ愛の大勝利だ!!

いろんな愛の形がありまして

その愛の形の1つをセスは見事に完成させましたとさ!!

というハッピーエンドでございました!

魂で結ばれるということでしょうか。ホリーはセスのおかげで殺人をやめられて、セスも手に入れて。悪女です。

なかなか引き込まれる映画でした!!

捕らわれた美女が可哀想な映画だとばっかり思ってたので、良い意味で期待を裏切られました!!!

悪女強し!!!

しかしその悪女の心に住み着いた純粋な青年の思いもまた強し!!!!!
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