映画感想文

□レ・ミゼラブル
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ちなみにエポニーヌ、の子悪党両親はというと、子悪党っぷりがばれて宿屋を失ったのか、路上で更なる子悪党になってました。エポニーヌも日銭を稼ぐために両親を手伝っている様子。でもほんと、エポニーヌ、超絶良い子になってます

誰だエポニーヌを良い子にしたのは

恋か。マルクスか。

マルクスへの恋心がエポニーヌを理性的な美しい娘に成長させたのか

エポニーヌが意地悪なまま育ってたなら、私はエポニーヌをヒロイン扱いしないし泣きもしなかったぞ


そんなこんなでエポニーヌ、苦しい片想いに身をゆだねながら、それでもマルクスのそばにいられるだけでいい、自分の心の中だけで恋人みたいにいられたらいいの。でもいつか気付いてくれたなら…って感じでマルクスの側にいて、でもマルクスはコゼットに恋をして

エポニーヌ、学生運動と恋の間で揺れるマルクスに、コゼットの居場所を教えます

どれほど苦しかったことか。でも顔に出さずにマルクスをコゼットの住む場所に連れていくんです

そして運命も2人を祝福するように、夜の帳の中で柵に阻まれながらもマルクスとコゼットが再会して互いに名乗り、愛を口にします

コゼットに愛を語るマルクスを物陰で見守るエポニーヌ。どれほど苦しかったことか

エポニーヌが胸中を歌うときも「コゼット、あなたは美しくなった。でも私はとてもみすぼらしい」と歌うのですが、見にまとう衣服に差があるだけで、エポニーヌ、君も美しいよおおおぉぉぉぉぉ!!!

そしてその後に子悪党なエポニーヌの父ちゃんがコゼット達の生活する家を襲いに行こうとするのですが、エポニーヌ、止めるんです!!

子悪党父「邪魔するなら我が子でも許さねえぞ!!」

エポニーヌ「悲鳴あげてやるから!!」

子悪党父「うるせぇ!黙ってろ!!」

エポニーヌ「きゃあああああああ!!」

ほんとに悲鳴を上げたエポニーヌ、父ちゃんに殴られます(蹴られてたか?どっちか)

そしてエポニーヌの悲鳴のおかげでコゼットとバルジャンは逃げることができたのです

また逃亡することになり、マルクスの側にいたいコゼットは悲しみます。でも手紙をしたため、マルクスに見つけてもらえるように2人再会した柵に挟んでバルジャンと共に逃げてしまいまして

ここて手紙を発見したエポニーヌ、複雑な乙女心から、その手紙をマルクスに渡さずに自分の手元に残すのです。あぁ複雑な乙女心

エポニーヌ、君は悪くない


そして時代の鐘が鳴り響きます

若者達が立ち上がる時、エポニーヌも髪をひっつめ、胸をさらしで潰し、少年達と同じ服を着て運動に参加します

運動の参加理由がマルクスの側にいたいからで何が悪い

「マルクスの側にいたい」と書いて「愛する人を守りたい」と読むのだ

マルクスも恋と革命の狭間で揺れますが、友と共に革命運動を行うことを決めたんだ!!

そして始まる、政府と若者達との戦い

自由を求めて戦う若者達

マルクスも、エポニーヌも戦います

そしてなんやかんやあり、マルクスが単身敵地に乗り込もうとします

もちろん仲間達が止めようとしますが、マルクスは敵地に向かい、敵の銃口がマルクスに向けられた時、エポニーヌはマルクスを庇い砲撃を胸に食らいました

ここで私はとりあえず叫んだしごっさ泣いた

うわあああぁぁぁぁエポニーヌゥゥゥゥゥ!!ってなった


崩れるエポニーヌ。マルクスは敵達に退くよう告げてから、胸を押さえるエポニーヌを発見

下がった場所で胸を押さえて苦しむエポニーヌを抱き締めます。

エポニーヌは最初、砲撃を受けたことを隠したままでマルクスに謝罪するんです。「ごめんね。あなた宛のコゼットからの手紙、あなたに渡さなかった」と

マルクスは手紙を手に取りますが、それでもエポニーヌの側にいてやります。そして自分の身代わりになって砲撃を受けていたことにも気付きます

そこでエポニーヌは「痛くないよ。あなたが側にいてくれるから」と


健気か


マルクスもようやくエポニーヌの自分に対する思いに気付きます。そしてエポニーヌの命の時間が長くないとさとり、エポニーヌが亡くなる数分間、ずっと抱き締めて側にいてやります

きっとこの時のマルクスの心にはエポニーヌしかいなかったと信じたい

たった数分間だけでしたが、エポニーヌはマルクスと恋人になれたんだって解釈してる。きっとそうだ

エポニーヌはマルクスを守れた喜びと、マルクスに抱き締められる幸せを感じながら笑顔でこの世を去ります

最後の最後で幸せだったよね、エポニーヌ


 
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