映画感想文

□DRAGON ドラゴン
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〜〜感想文〜〜


ゲオ屋さんで気になって借りたファンタジー映画
ドラゴンと少女が恋愛的な意味で心を通わせるとの見出しが気になり借りて、さあ見ようかとスイッチオンしたら、借りてきたDVDあるあるである映画情報がまず流れる。
流れる。
いつ本編が始まるのか不安になるくらいにいろんな映画情報が流れてしばらくしてから気付く。

…あれ、始まってる?

映画予告みたいな始まり方だったから少しびっくりしたけど、最初の始まりは物語の数十年前で、まだ少女達が生け贄としてドラゴンに捧げられていた時代の話をおとぎ話のように見せてくれました。

後に英雄となる騎士は最愛の女性が生け贄に選ばれて目の前でドラゴンに拐われるというまさに冒険ファンタジーの主人公に相応しいくらいのお人でありました。

騎士は恋人を助け出す為にドラゴンが住む孤島を見つけ出しますが、時すでに遅しで恋人は犠牲になってしまった後でした。

深い悲しみと激しい憎悪により騎士はドラゴンを討ち、ドラゴンの存在に怯える人々の心を救い英雄となりましたとさ

めでたしめでたし〜かーらーのー本編スタートでございます

最初はほんとに何の説明もないパターンの始まり方だったから、とりあえず映画を見ていく感じ


ドラゴンに生け贄を捧げる時の歌がありまして、花嫁衣装のミラが生け贄の風習だけ残った形だけのはずの儀式をしてたらガチでドラゴンが現れて拐われてナンジャコリャー状態

最初はほんとにナンジャコリャー

ナンジャコリャーのまま、孤島に拐われたミラにどこから現れたか謎の青年が「逃げられないから大人しくしててね」って言うんですけど勝ち気なミラは聞く耳なんか持たねえぜ状態

でもなんやかんやで優しいミラは青年にアルマンって名付けて、そのアルマンが他ならぬ怖いドラゴンだと気付いても悪態つきながらも優しくしてやるんだ

アルマンもアルマンで「さらう気なんかなかったのにお前らが生け贄の歌を歌ったせいで何とか押さえていた俺の自我がぶっ飛んでドラゴンに変身して本能のまま動いちまったんだろうが」スタンス

アルマン、ミラをさらう気なんてなかったんですよ

ということはこれ、アルマンが完全にドラゴンとしての自分をコントロール出来てたらこの物語りは生まれてなかったんですねそうですねもしそうだとしたら映画に成り立ってないわすまねぇ

とにもかくにも、早くに父ちゃんを無くしたアルマンは一人ぼっち(どちゃくそ可愛いペットは1匹いる)で、恐らく本当なら父ちゃんから色々と教わるはずだったのに自分一人だけで頑張ってきたんですね

誰も道をしるしてくれない一人ぼっちの世界で、自分なりに頑張って生きてきたんです

幼いアルマンにあったのはドラゴンとして自分が何をするべきなのかということだけなんだけど、ドラゴンにとっては普通のことだとしても、人間や、人間に憧れたアルマン自身にとっては凄惨極まりないことで

人間の少女を生け贄にしてたのは単純思考で食べるためだと思ってたんですけど、実際は子孫を残すためだったんですね

この世界のドラゴンに女性はいないのか、ドラゴンは生け贄の少女を捕まえてきてはその少女を燃やしながら(恐らくレ◯プ)して、生け贄の少女の燃えカスから子供ドラゴンが産まれるのでした
産まれた時はまだ人の姿ですがね



んで。

アルマンとミラはなんやかんやありながら一緒に生活して次第に惹かれ合うんですが、ミラは拐われた時のトラウマやらでまだ少しドラゴンが怖いし、アルマンはミラを傷付けたくないしで葛藤がありーの、ミラとアルマンが素肌で触れ合ったらアルマンのドラゴンとしての本当が呼び覚まされるから触れないようにしーの大変ながらもあまーい同棲生活ごちそうさまんさ


でもなんやかんやでアルマンが(こっからは私の勝手な解釈なんですが→)ミラを傷付けたくない&ミラを殺したくないからミラに酷い言葉を使って孤島から追い出しちゃいます


ミラ、孤島から脱出


脱出先でミラを探しに来てたイーゴリと合流

ここまでイーゴリ氏ほんとにモブ扱いだし三下だったし、正直存在忘れてたすまねぇ


 
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