大暴露大会

□第5回
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ソリッド「…何で俺がここに呼ばれんだよ」

7人目の小人「おや、なぜ熊がここに?」

ソリッド「熊じゃねえよ人間様だよ」

7「熊が喋るとは!なんて器用な熊なんだろうか!よし、ぜひこの熊太郎君をこの世界で1番美しくて可憐ではかなげで思わずギュッて抱きしめたくなった後に押し倒したくなるほど魅力的で誰からも愛されるアンヌちゃんよりもピチピチスベスベプルプルウルウルな僕のフィアンセである白雪姫ちゃんに持ってかえってあげよう!」

ソリッド「…それマジで言ってたのかよ」

7「よしそうと決まれば善は急げだ!熊太郎君は動いてはいけないよ!一思いに殺してあげる事が7人目の小人に化けていたけど実は7人目の王子様であった繊細で美しい僕の宿命だからね!狙いは眉間!一発ゴー!!」

ソリッド「うわ危ね!ゴーじゃねえんだよ!あと俺は熊太郎じゃねえよ!あらかじめ説明受けてんだろうが馬鹿野郎!」

7「なんだって!?熊太郎君め!この繊細で美しい僕に向かって馬鹿野郎だなんて口を利くなんて!そんな悪い子は僕のおちムゴー!!」

ソリッド「何物騒なこと言おうとしてんだよ…とりあえず落ち着け。お前は短編台詞小説“白雪姫”から来た王子、俺は長編小説“エル・フェアリア”から来たソリッドだ。わかったか?わかったんなら手を離してやる」

7「ムゴ」

ソリッド「よし」

7「ぷは…全く、冗談が通じないなんて」

ソリッド「どこらへんが冗談だったのか詳しく聞かせてくれや」

7「仕方無い聞かせてあげよう!僕のおちムゴーッ!!」

ソリッド「お前まじでやめろよ…」

7「ムゴムゴ」

ソリッド「お前が昔は男好きだった設定はわかってるから二度と股間の話しはすんな」

7「二度とではない。次に話せば三度目だ」

ソリッド「そうだな!そうなんだけどな!俺が言いたいのはそこじゃねーんだよ!!誰だよこいつを暴露大会のキャラに選んだやつ!」

7「暴露大会ではない、大暴露大会だ!それとこの繊細で美しい僕を光栄にも選んだのは管理人だ!」

ソリッド「わかってんだよ!俺が言いたいのはそういう意味じゃねーんだよ!!」

7「…あまり難しい話しはしないでくれ。繊細で美しい僕には目が回りそうだ」

ソリッド「単なる馬鹿じゃねえか…嫁さん苦労するぞ」

7「何だと!?繊細で美しい僕はまだ結婚はしていないがこの世界で1番美しくて可憐ではかなげで思わずギュッて抱きしめたくなった後に押し倒したくなるほど魅力的で誰からも愛されるアンヌちゃんよりもピチピチスベスベプルプルウルウルな僕のフィアンセである白雪姫ちゃんが苦労するだって!?誰のせいで苦労するというんだ!教えてくれ!今すぐにそいつを一思いに殺さねば!」

ソリッド「話聞けよ!どっから聞いてもお前の事だろうが!」

7「なに!?僕が白雪姫ちゃんを苦労させる張本人だというのか!?」

ソリッド「そう言ったんだよ」

7「ふ…ふふ…」

ソリッド「…何だよ気持ち悪い…」

7「苦労させられているのはこの繊細で美しい僕の方さ!!」

ソリッド「はあ!?」

7「いいかい熊太郎君」

ソリッド「ソリッドだっつってんだろ」

7「繊細で美しい僕が出演する台本小説“白雪姫”の世界観において白雪姫ちゃんは世界で4番目に美しいお姫様なんだ!」

ソリッド「そうだったな。世界一は母親だったもんな」

7「そう!そして白雪姫ちゃんの美貌にやられたのは僕だけじゃなかった…6人いる僕の兄上達も白雪姫ちゃんにメロメロになってしまったのさ!!」

ソリッド「お、おう…」

7「白雪姫ちゃんを僕のフィアンセとして兄上達に紹介したところ…兄上達の目の色は変わってしまったんだ!!」

ソリッド「…」

7「その日から軽く内戦始まっちゃった☆」

ソリッド「軽く言うことかよ!お前のいる話は唯一のギャグだろうが!!」

7「ああ、大丈夫さ!内戦とはいっても民に迷惑はかけないからね!勝負内容はただ1つ!白雪姫ちゃんの心をゲットするそれだけさ!その為に僕を含めた兄上達は毎日のように白雪姫ちゃんの喜びそうな贈り物を考えて作らせているんだ!おかげでなぜか国の金回りがよくなって潤い始めている!!」

ソリッド「なんだよその設定は!!」

7「ギャグだからさ!」

ソリッド「羨ましい限りだな…」

7「そういう熊太郎君はまだ小説にあまり出ていないはずだが?」

 
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