IN HEAVEN

□ににはしたい
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車のスピードに合わせ流れてく街頭
静かな車内
聞こえるのはみんなの寝息、のみ
時計を見ると日付が変わっていた


今日も一日レッスンを受け、マネヒョンに車で送ってもらっている


眠るメンバーを起こすのは僕の役目
もう宿舎は目の前だ


「みんな、起きて、宿舎着いたから」


みんなクタクタに疲れ
半分寝た状態で宿舎へ入っていく


最後に残ったのは…ジョンイナ


スゥ…スゥ…気持ち良さそうに寝息をたてながら眠りこむジョンイナをみる


「ジョンイナ、ジョンイナ起きて、宿舎着いたから」


体を揺する僕の手を払い、また寝息をたてる


「ジョンイナ!みんなもう中入ったから!ジョンイナ!」


先ほどより強く体を揺する
すると、ゆっくり瞼をあげ、ぼんやりした目で僕をみる
…まだ寝てるな、これ

「ジョンイナ着いたよ、中入ろう」

声を掛ける最中にもうつらうつらし始める
無理も無い、ジョンイナ、振り付け師の人に散々しごかれてたからな
ボーカルとダンサーじゃレッスンの内容もかなり違う。一日休まず踊ってたから、そりゃ、疲れる

「ヒョン〜ちゅ〜」

「!?」

部屋だと寝ぼけているのか、マネヒョンがいる前なのに甘えだす

「あ〜ほら、部屋、部屋いくよ」

「やだ〜ん〜」

ほらいくよ、と手をひくと
ぶっすぅ…と頬を膨らます

うわ機嫌悪い、拗ねたな

「眠い、ヒョン、眠い」

「はいはい、早く部屋で寝ようね、マネヒョンありがとうございました」

ギョンスもありがとな、お疲れ!と言い、走り去るマネヒョンの車を見送る

眠い…ちゅう…とブツブツ呟くジョンイナを引っ張り、部屋へいれる

リビングは真っ暗だった
みんなそのまま部屋へ倒れこんだんだろう

僕らもすぐ部屋へ向かった

「ほら荷物置いて…ジョンイナももう寝な?」

「やあ…お風呂…汗かいたもん…」

確かに汗臭いけど…この状態で風呂…は無理だろう

「明日の朝入りな?」

「や、入る!入る入る!」

足をバタバタさせる…言い出したら聞かないんだから


「わかったよ…風呂で寝ないようにね」

「うん」

パタパタと風呂へと向かう
ちょっと目が冴えたかな?


ジョンイナを見送り、部屋に散乱した荷物を片す

ある程度片したところでボスンッとベッドへ寝転んだ

ん〜!と大きく伸びをし、ちらりと時計を見る

「けっこう…経ってるな」


上体を起こし、ベッドの淵へ座る
チク…タク…静かな部屋に響く秒針の音が、余計に気を焦らす


寝てるのか?ジョンイナ
まさか倒れてる?ないよ、ないない
…心配だろ…くそ…


ジッとドアを凝視する


すると、静かにドアがあき、上半身裸のジョンイナが入ってきた


「ん?どうしたのギョンスヒョン、怖い顔して」


お、話し方変わった
完全に起きたな

じゃなくて

「遅いだろ…心配したぞ」

「ん?普通だよ、いつも通り
…何?早く戻ってきてほしかった?」


ニヤリ、と笑う

ポタリポタリと髪を伝う雫
その雫は首、胸、腹を伝い、ジーンズへと染み込んでいった

ゾクリ、背中の毛が栗立つ

一歩ずつ僕に近づく

ベッドに座る僕は後ずさることもできず、ただただ見上げる

この目…は完全にスイッチ入ってる
明日のスケジュールのためにも今日は回避しなければ

「ジョ、ジョンイナ…」

「なに?ヒョン」

「お、お風呂も入ったんだし…早く髪乾かして寝よ?ね?」

「……ひょんは…ににと…したくないの?…ににはしたい…」

ほ、ほへ?
急な態度の変化に戸惑う
目の前にはしゅん…と項垂れるジョンイナ


あ〜…もう…!!!
明日もレッスンあるんだぞ!!どうなっても知らないからな!!!

半分ヤケクソになりながら、勢いよくジョンイナに抱きついた

一瞬驚いたジョンイナ、すぐニヤリと笑い僕の髪を撫でる

「ヒョンイイコ」

ふんっ…うるさいよ、バカジョンイナ
下から睨みつけてみる

「ふっ…煽ってんの?」

はい、逆効果

ジョンイナの顔が近づく
ギュ、と目を閉じる

…が、思い描いていた感触が降ってこない

あれ…そっと目を開けると

「んんッ」

急にアップになるジョンイナの顔
びっくりして口が開く
その隙間から舌をねじ込んでくる

「ふぅ…ん…ッ…」

鼻から息が漏れる
ポタリ…雫が顔に垂れる

歯の羅列をなぞられ、上顎を舌で押されると、どんどん力が抜ける

「ハッ…んん〜…」

暴れるジョンイナの舌を必死で追う内に腰が砕ける
カクリ…膝が折れる僕の腰をグッと抱え、支えてくれる
力の入らない腕を上げ、ジョンイナの首へまわす

絡む視線
ちゅ、軽くキスをし、ベッドへ寝かせられた

下から見上げるジョンイナは何度見ても…慣れない。綺麗だ
風呂上がりで少し火照る体、まだ滴り続ける雫…なんだってこんなにセクシーなんだよ…

思わず顔を逸らす

「…ひゃッ…」

弱い首への愛撫を始める
いきなりの刺激に変な声がでた
「今日感度いいね」
…ふん、びっくりしただけだ
なんて、皮肉ってやりたかったが、今口を開けば声がでてしまう
必死で耐える

そんな僕を見て
「ふ〜ん、耐えるんだ、どこまで頑張れるかな〜」
なんて笑う、奴

くそ…我慢してやる…!!

手際よく上半身を裸にし、ちゅく…蕾を口に含む
ッ…!思わず膝を閉じようとするも、割り入ってきたジョンイナに制される

あ…もう…大きくなる自身を守る術が無くなった

「お、おっきくなった」

蕾を口で転がしながら、膝で自身をグリグリと刺激する

「…ハッ…ん…」

「お、もう声でた?」

ニヤニヤ笑うジョンイナ
いきなりグリグリするからだろ!
下唇を噛み、我慢する


「ヒョン、腰あげて」

ジョンイナに言われるまま腰を上げ、ジーンズを引き抜かれた

膨らむ自身と、先走りにより変色した下着が晒される

「パンツに染みちゃってるね」

自身の先を指でツン、と突つく
敏感な処への弱い刺激
それでさえ、自身はじゅん…と先走りを溢れさせた

「もっかい、腰、あげて」

下着を脱がされる
勢いよく飛び出す自身を見て、顔に熱が集まる

ツツ…ジョンイナの綺麗な人差し指が僕の自身を撫でる
その光景だけで、果ててしまいそうだ

ジッと僕のをみているな…と思ったら、パクリ、口に含んだ

「ちょ!え!ジョンイナ!ちょ!なにや…や…!!」

「あれ、声出さないって言ったじゃん」

「あ…!じゃ、じゃなくて!…ッッぁ……!!」

先端を舌でグッと押される
窪んだところを親指で摩りながら吸われると…やば…いぞ

チュポッと音を出して離したと思うと
「…!!!」
僕の目を見ながら、裏筋をツーーーと舐め上げる
先走りが舌をテラテラと濡らす

熱が自身に集まるのを感じる

じゅぽじゅぽと激しく吸われ、腰が浮く、ジンジンする

「ジョ、ジョンイナ…っ…待っ」

限界が近いことを察したジョンイナは竿をしごきながら、口を窄め、一気に吸い上げた

「ひゃっ!!そ、それ…あああッ!」

口へ欲を吐きだした

「ご、ごめんジョンイナッ…」

手を広げ、トロリと吐き出す
それを後ろへ塗り広げる

「べつに、ヒョンの味美味しい」

指でかき回しながらそんなことを言うジョンイナ、思わず自身にまた熱が集まる

「早いね〜…あ、みっけ」

いつの間にか二本に増えてた指が、イイトコロをかすめる

「ひッ…!あっ…あっ…!!ジョン…ジョンイナッ…ぁあ!!」

二本の指でコリコリとされると、腰は激しく揺れ、また先走りが溢れる

クイッともう一本指が入る
激しく出し入れされ、もう片方の手は自身を擦られた

「無理ッ…!!待って…!!」

よすぎて涙が溢れる

無理ッ…また出るッ…!!快感が最高潮まで昇りつめるすぐ手前、ジョンイナの手がピタリと止まる

「…ジョンイナッ…!?!?」

眉を寄せ、涙まみれの顔でジョンイナをみる

ぼやけた視界の中に、余裕の無さそうなジョンイナの顔
バサバサとジーンズと下着を脱ぐ、ピトッと後ろに当たる熱くて硬いものを感じる

「一緒に…いく」

そう呟き、グッと入ってくる
大きすぎる質量に一瞬息が止まる

「ひゃ、ジョンイナぁぁ!!」

最初からガツガツと打ち付けられる
腰を打つ度に垂れる冷たい雫にさえ、感じてしまう

揺れてどんどんベッドの上へと上がっていく僕の、腰をぐっと引き寄せられる

その拍子にイイトコロへ当たり、頭が真っ白に

「ジョンイナッジョンイナ!!!あぁあ!ダメ…も……んんっ!!」

「ギョンスッ…ヒョンッ…!!」

イって体の力が抜けた僕に何度か腰を打ち付け、ジョンイナも欲を吐きだしたーーーーー














「あ〜またお風呂入らなきゃ」
「もう…寝る時間ないんじゃないの…明日持たないよ?」
「…持たない…かも」
「ほら〜!」
「ダンスは頑張るよ、でもまた車で寝ちゃうだろうな〜。ヒョン、また起こしてね!」

そういって、ちゅ…と僕の額にキスを落とす
バッ!とおでこを抑え、ニカッと笑うジョンイナを見る

もう…僕も弱いんだから

「わかったよ…わかったから早くお風呂入って寝よう」

と、いきなりフワリと宙へ浮く体
僕を抱くジョンイナの首に腕をまわし、風呂へ向かった

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