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□いらない力
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わたしには物心ついたときには不思議な力があった。





そして、ある日の前からの記憶がない。





親も本当の親ではない事を知っている。





それを知っているのは私自身と幼馴染の一人だけ。




あいつがいなかったら、って思うと私は生きていなかったんじゃないかって思う。




自分が周りと違うとおもったときから、自分の存在理由がわからなくなった。




何故私は他の人と違うの?
何故私の親は違う人なの?
何故私はこんな能力があるの?




何故……私は生きてるの?




でも、そんな時にあいつが私を救ってくれたんだ。




それは、あいつが暴れオーガと言われ始めた中学生の時のこと。






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