薄桜鬼 日常録

□酔っ払いには要注意っ!
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それは、近藤さんが日々精進している新撰組幹部たちにご褒美として良い酒を買ってきた日のこと。

総「うわぁーっ!いいんですか!?近藤さん。」
近「あぁ、いつも皆頑張っているからな。ご褒美というものだ。」
総「ありがとうございます!近藤さん!」
総司はいつもは見せない満面の笑みを浮かべながらお礼を言う。
千鶴「沖田さん、とても嬉しそうですね。」
平「総司は近藤さんにぞっこんだからな。」
千鶴「羨ましいです。」
平「なんでっ?千鶴と総司っていっつも一緒に居んじゃん?」
千鶴「でも、嫌がらせばっかりだよ。今日なんて、急に後ろから抱きつかれたと思ったら猫じゃらしで首を散々くすぐられて・・・」
平(総司の奴、なんて羨ましい事を・・・)
平助がボーっとそんなことを思っていると後ろから新八の声が聞こえる。
新「おい、平助。ボーっとしてて良いのかぁ!俺が全部飲んじまうぜぇ!」
平「あぁぁぁぁっ!!ひでぇよ新ぱっつぁんっ!」
左「この酒は、高いだけあって飲みやすくて美味いなっ!」
平「うわぁ、本当だっ!うめぇっ!」
馬鹿三人組がワイワイしている横で、斎藤、近藤、沖田が静かに味わいながら飲んでいた。ちなみに、土方は弱いのか飲まないでいる。
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