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□切実なる願い
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Side.ペンギン
「っジープ!!」
『あぁ、おはようロー。どうしたんだ、そんなに血相を変えて』
「起きて隣にいなきゃ心配するだろっ!!」
『そうだったのか、すまない。あまりにも気持ち良さそうに眠っていたから、起こすに起こせなかったんだ』
「お前こそっき、昨日は、その…」
『フフ、そう可愛い顔をするな。確かに少し体は重いが、愛の重みだと思えばどうということはない。寧ろ、もっと重くても良いくらいだ』
「〜〜〜っジープ!抱いてくれ!!」
『今は流石に無理だからハグで勘弁してくれ』
ふぅ、何と言うか…
ゴチソウサマデスこのクソバカップル
別にアンタ等がイチャイチャしようがラブラブしようがチュッチュしようが好きにしてくれよ
ただ、場所を弁えさえしてくれればそれでいいよ
ここ、食堂
This is "Shokudo"
『こらロー、くすぐったいぞ。キスだけのはずだろう』
「だから、キスで我慢してるだろ」
『あまりきわどい所にキスしないでくれ、ムラムラする』
「クス…良いじゃねぇか、ムラムラしたって。おれはいつでも良いぜ?」
『うーん…人間本能には勝てないなぁ…。覚悟しとけよ、ロー?』
「え」
ハーイ皆サーン、毎回恒例のお姫様抱っこですよー
\キターーーーー/
\(-△-)/
いやホントに、早く部屋に行ってくれ
部屋でや(ヤ)ってくれるなら何でもいいよ
リア充爆発しろ
(隣の席とは災難だったなペンギン)
(うるさいぞシャチ死ね)
(いきなり死刑宣告!!)
(いや、自殺誘導)
(死なぬよおれ!)
(生きるな)
(何で殺そうとするの!?)
(なんとなく)
(八つ当たり!!)
(いやあの、本当に死んでくれないかシャチ、切実に)
(生きる!!)
(…はぁ)
(あ、今なら死ねる気がする…)
((マジで死にそう、砂吐き過ぎて))
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