☆Singing!(dreamstory)☆
□MUSIC8:絶対零度Emotion
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〜事務所前〜
「遅いぞ愚民!」
「・・・私は愚民なんて名前じゃありません。」
今日は・・・えっと・・・外国の人とスイパラへ行くと決めていて。
待ち合わせ時間より少し前に来たっていうのに愚民と言われました。
「貴様、いい度胸ではないか。」
「貴様という名前でもありませんから。」
私がそう言うと・・・えっと・・・は、伯爵さんは少しイライラしてきたようで。
顔が怖いです。アイドルの顔じゃないです。
「・・・まあいい。行くぞ。」
「・・・はい。」
そう言って歩き始めた伯爵さん。
私はいつになればこの人の名前を知ることができるのか。
うん。まあいいや。