黒バス
□僕の新しい光
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「今日もあちぃな、テツ」
「そうですね…、熱中症にはお互い気をつけましょう」
「黒子っちが一番心配っスよ!」
不安げに僕を心配してくれる黄瀬君。
「大丈夫です、…多分」
「テツはいっつも練習中吐きかけてるしな…ちゃんと水分取ったりしろよ」
さりげなく心配してくれている青峰君。
「黒ちんが倒れたら俺が運んであげてもいいけど〜?」
「見返りはまいう棒でいいとか言いそうなのだよ」
「あったり〜」
へらへらと笑って見かけに似合わず無邪気で子供っぽい性格な紫原君。
「大体自分の体調管理もろくにできない奴が人の心配するなどおかしいのだよ」
「ヒドッ!とか言って緑間っちも心配してくれるの嬉しいんじゃないスか〜?」
「なっ…そんなわけないのだよ!少し黙るのだよ黄瀬!」
少し照れていて、真面目でツンデレなのは緑間君。
「騒がしいね、何をやっているんだい」
そして、帝光中バスケ部主将の、
「おー、赤司。ちょっと話ししてただけ」
生徒会も務め、何でもできる、敗北を知らないという赤司君。
こうやって、時が過ぎればよかったのに…。
時がたつにつれて、どんどん僕らは差が開いていった。