黒バス
□わんおんわんっス!
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あー、気持ちいい。俺、絶賛屋上で昼寝中。
「あーおーみーねーっち!ここに居たんスね!」
この声、いつもの奴か…。
「…。黄瀬、なんだようるせーな」
せっかく昼寝をしていたのにたまったもんじゃねえ。
「授業サボってたっスよね!?ずっとここに居たんスか!?」
「ぎゃーぎゃーうっせー…。犬かよ。」
俺は黄瀬の質問を無視した。
「酷いっスっ!!!あ、青峰っちアレやろうっス!!」
いつもの、アレか…。
「わんおんわんしようっス!!」
最近毎日のように言いにきやがる。昨日はめんどくせぇからやだって言ったらいじけやがったし。
…まぁ、今日は体を動かしたいと思ってたところだし、やってやるか。
「いいぞ」
それを言うと黄瀬は「やったーーー!!!」とか言ってボールを取りにいった。
ほんっと、犬みてぇだよな。