短編集
□月が綺麗ですね-東峰旭-(ハイキュー)
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いつものように部活帰り2出歩く帰り道
「なぁ、 美春 」
『ん?なに?』
「あのさ、、、」
『うん?』
「つ、月が……綺麗、だな」
旭が顔を赤くして呟いた。
『……月なんて出てないよ?言いたいことがあるならはっきり言わなきゃダメでしょう?』
もちろん、何が言いたいのかはわかっている。
けれど私は旭の口からその言葉が聞きたかった。
「う、その…… 美春。」
そういって立ち止まってこっちをみた旭は
ちょっと戸惑いがちに旭が私の肩を両手で掴んだ。
『はい。』
「好きです。付き合って下さい。」
『もちろん。喜んで。』
私がそういうと旭があまりにもホッとした顔をするもんだから、
それが可愛くて嬉しくてしかたないから
『へなちょこのクセによくやったね!』
なんて照れ隠し、旭は気づいているのかな。
私だってずっと前から君が好き。