短編集

□月が綺麗ですね-東峰旭-(ハイキュー)
1ページ/1ページ

いつものように部活帰り2出歩く帰り道




「なぁ、 美春 」




『ん?なに?』




「あのさ、、、」






『うん?』






「つ、月が……綺麗、だな」




旭が顔を赤くして呟いた。




『……月なんて出てないよ?言いたいことがあるならはっきり言わなきゃダメでしょう?』




もちろん、何が言いたいのかはわかっている。




けれど私は旭の口からその言葉が聞きたかった。





「う、その…… 美春。」




そういって立ち止まってこっちをみた旭は
ちょっと戸惑いがちに旭が私の肩を両手で掴んだ。





『はい。』






「好きです。付き合って下さい。」







『もちろん。喜んで。』







私がそういうと旭があまりにもホッとした顔をするもんだから、



それが可愛くて嬉しくてしかたないから






『へなちょこのクセによくやったね!』






なんて照れ隠し、旭は気づいているのかな。







私だってずっと前から君が好き。

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ