TF―長編。Sideswipe

□【ecstasy】
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※裏有。18禁。※





。 。 。





優実を下にし、唇にキスを

首筋を這うようにキスを

そして耳にキスをする



「ん…」

気持ち良さそうに顔を横に向けながら「スワイプも脱いで」とTシャツを脱がした

「…体も完璧なんだね」

サイドスワイプの体は、まるで彫刻のように綺麗な筋肉だった

だが、所々にある弾丸を受けたような傷が目に入る



「痛そう…痛い?」

胸の弾痕をそっと人差し指でなぞる

「っ、…くすぐってぇよ。」

薄ピンクにネイルされた爪がわずかに皮膚に触れる

それが官能を一気に高めた



「…わざと」

いたずらに笑う、優実

「お前……」

べっと舌を出す自分の真下に居る可愛い小悪魔



傷を痛そうと思ったのは本当

爪を少したてたのは、わざと



その出した赤い舌に自分の舌を絡ませ下着のホックを外した

すでにツンと立った小さな突起を口に含み中で転がす



「んん…」

我慢したような声

その感じもたまらなく欲求をいっぱいにさせる



サイドスワイプの左手は下着の中に侵入し、生温かい液が指に絡みついた

だが中に少しだけ入れた指はしばらく奥に入る事はなかった

変わりに潤った指でクリトリスを撫でたり、たまに強く滑らしたりと優実を焦らす



「や…っ…んぁ…あっ」

指で敏感なことを弾かれながら、サイドスワイプの舌は口の中や耳を舐めていた

耳に響くいやらしいリップ音

「すげー、濡れてる」

囁かれる低い声

目をあければ、見たことのない妖艶な顔つきで自分を見下ろしてるサイドスワイプ

熱くなった下に感じる指

同じ、髪の匂い



全ての感覚がサイドスワイプで満たされている事にこの上ない満足感が自分の官能を高める



「あぁっ…ハァ…んっ…んんぁ…っ」

中に指すら入れてくれないのがもどかしい

小さな突起だけを集中的に指で遊ばれた



自分の下で、自分の指で乱れている優実はとにかく、エロかった

キスをすると顔をそむけ、また感じてるように目を閉じてはトロンとした目つきでこっちを見やがる

「ダ、め…っ」

そんな言葉とは対照的な体が、自分を精一杯感じてくれてると実感出来る

唇に舌を這わせると応えるように苦しげな息遣いで優実も舌を這わせてくれる

もっと、その顔が見たい





「はぁ…ぁん…あっハァ…ハァ…ッ」

長い愛撫で息は荒くなり、断続的に続くクリトリスへの刺激で今にもイきそうだった

背中に手を回すと自分の口元にサイドスワイプの耳を近づける

「や…ぁっ…イく、かも…っ」

くちゅ、とキスまじりに耳元で喘ぐ



やばい

可愛い



サイドスワイプは今すぐにでも射れたい衝動をぐっと堪え、指を中に滑らした

「あ…っあぁっ…、」

膣の中の浅い部分を速くこすられる

さっきより格段に響く水音がぐちゅぐちゅと音を立てながら

液は透明からすっかり色のついた白へと変わっていた



「や…ダ、メっ…はぁ…あぁ…っぁんっ…あ、あっ…!」

指に力が入る

筋肉質な背中に爪がわずかに食い込んだ

優実の体ははねて、果てたのを知らせた





「はぁ…んん…これだけでイったの、初めて…」

へにゃ、と笑う優実が可愛すぎてどうしようもない

「指舐めて」

返事が来る前に愛液に絡まれた自分の指を口の中に突っ込んだ

「んっ」

自分のなんて嫌だ、

そう思ったがサイドスワイプに絡んだものだと思うと許せた

「んん…っ」

「そう、丁寧に舐めろよ」



我ながら、変態だ

自分のモノではなく、指についた液を舐めさせるなんて

けどこの方が近くで見れるし、この先を掻き立てられて興奮する

いやらしい音をたてながら、苦しそうなこの顔で、今度は俺のを咥えさせるんだ



言われた通り綺麗に舐め終えると

口からこぼれた液をキスするついでに舐めとった



「次、スワイプの舐めたい…」

直球で言われ、思わずくらりときてしまう



優実はサイドスワイプの上にまたがり、デニムとボクサーパンツを下ろした

もうすでに熱く、勃っているモノを指の腹で優しくなぞると、竿を舐めだした

「っく…」

てっきりすぐ咥えてくれると思ったので、違う刺激に思わず体がはねる



「感じてる?」

問うと、「あぁ、」と吐息交じりの返事が来たのでニタリと笑ってまた竿を下から丁寧に優しく舐めあげる



こいつは焦らすのが上手い

予想外で、興奮が上がる



数回目に舐め上げた時、舌は竿部分にはとまらずそのまま肉棒へと滑らした

「あ…っはぁ、」

やっと望んでた感覚に思わず声が漏れる

そしてチロチロと先端をいじらしく舐められ、また焦らされる



「はぁ…はぁ…優実…っ、我慢できねぇよ…っ」

その言葉を合図としたのか、肉棒はいっきに根元近くまで目一杯咥えられ、

温かい口内で上下にきつくこすられた



「あっ…んぅ…っ」

大好きな、スワイプの声

喘ぎ声が、エロくて可愛くて愛おしい



「はぁっ…ぁ…っ俺、イく…っ」



口の中で液が飛び出した

「んっ…フワイフの、」

ちゃんと言えない口を閉じると、ごくんと飲んだ



「はぁ…良いのか?」

口に出したらちゃんと出させるつもりだった

だが優実は「ごっくんしたかった」と言う



くそっ!

その言い方可愛すぎる

サイドスワイプはまだ有り余る体力で優実を再び下に寝かせた



「今度は射れて良いか?」

荒い息で優実の膣に指を侵入させた

まだ充分に潤っている

「え、イったばっかなのに?」

異常な復活の早さ

復活というより、サイドスワイプのは勃ったままだ



「お前が可愛すぎるから」

そう言って自身のモノをゆっくり挿入させた



「あぁ…っん」

大きい

大きいし、長い

入るかな、なんて少し不安に思っていたがすぐにその不安は消えた

中はすぐに受け入れ肉棒をキツく締めた

そして、ピストンされるとよりお互いの感度が上がった





「スワイプ、大好き…っ」

「俺も…っ」



消えそうな息がかった叫びで、大好きな人の名を呼んだ___

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