短編

□寿は私が守るから
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三井は部室で宮城と話をしていた。


プルル

『三井さん携帯なってるっすよ?』


『おぉ。わりぃな』


三井は携帯を受け取り電話に出た。


『三井か?』


『潤。』


『久しぶりだな』


『なんのようだよ』


『まだ決着つけてないからよ』


『俺はもう喧嘩はやらねぇ』

三井はキツイ口調で言い電話を切ろうとした。



『あゆみはやっぱイイ女だよな三井』


三井の顔つきが変わった。


『てめぇあゆみに何しやがったんだよ』


『さぁなぁ。あゆみの奴俺と離れたくないってさっきから引っ付いて離れないんだよ。』


あはははは



電話越しから笑い声が聞こえてきた。


『んな事あるわけねぇだろてめぇあゆみに何したんだよ』


『工場の跡地にこい』


一方的に電話を切られた。
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