清田信長物語

□神奈川No.1ルーキー
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『なぁに笑ってんだ?』


隣にいた信長が呆れていた。


『あーあすかから。明日カラオケ行こうって話になったの』


『あすかと?本当仲いいんだなぁー』


『まぁね』


美咲はお菓子を食べながら雑誌を読み始めた。


『あのさ』


『ん?』


『俺達、やっぱこの方が自然だよな』


『どうゆういみ?』


『付き合うってよりも幼馴染の方が』


『そうだね』


美咲は笑った。


『俺帰るわ、明日遅刻すんなよ』


『おやすみ』


美咲は複雑な気持ちだった。
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