短編
□寿は私が守るから
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『よぉ、あゆみ』
あゆみが学校帰りに歩いていると後ろから声をかけられた。
『…』
あゆみが後ろを振り向くと三井達とつるんでいた不良仲間達8人がいた。
『ちょっと付き合えよ』
あゆみは腕を掴まれた。
『汚い手で触んじゃねぇよ』
あゆみは手を振り払うと睨んだ。
『お前族辞めたみたいだな。三井と真面目になっちゃったんだな』
『お前らには関係ない』
『そーんな怖い顔すんなよ』
一人の男があゆみの前に立ちあゆみの顔を触る。
『せっかくの可愛い顔が台無しだぞ』
こいつら…
あゆみは何をされるか悟った。