清田信長物語
□Xmasの前触れ
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『え?パーティ?』
『あぁ、Xmas明けたらすぐ美咲は合宿でそのまま国体だろ?俺も遠征あるから。その間は会えないから24、25日は一緒に居たいなって思って』
『でも私、イブは練習があるんです』
『いいよ?終わってからで。実業団のメンバーも美咲に会いたがってるから』
『わかりました』
『美咲?』
『はい』
『2人の時とか電話の時は敬語やめないか?』
『すみません』
『あはは!また敬語』
『ごめん…』
『後、杉山さんじゃなくて祥太だからな』
『わかった』
『じゃあまた連絡するから』
『うん』
美咲は電話を切った。
『服!!!どうしよう!!!』
美咲はクローゼットを開け服を引っ張り出した。
『あー!!!何にもないんだけど!!!!!』
美咲はベッドに倒れこんだ。