短編
□清田と美咲物語
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『信長ー買ってきたよ』
美咲が信長の部屋に入る。
『はい。これ』
美咲が週刊バスケを渡す。
『わりぃわりぃ。』
清田が週刊バスケをペラペラ探している。
清田信長、松井美咲は隣の家の幼馴染だ。
二人とも小さい頃からバスケをしてきた。
『あった!!あーもう超可愛いんだけど!ヤバイ!!!』
清田が開いたページにはバスケットボールを片手にユニホームを着た美少女の写真だった。
『はぁ。また藤真あさみ』
美咲は呆れた顔をしていた。
『お前呼び捨てすんなあさみさんだろ?!』
『ねぇこの人って本当にバスケやってるの?』
『やってるよ!ほらここに全日本Jrチーム所属って書いてあんだろ』
『ふうーん。そんな細くてもバスケ出来るんだね。』
美咲はあさみのページを見ていた。
『あさみさーん♥︎』
こいつ聞いてない。