銀魂 ―そっくりなアイツ―

□酒と女と時々エロ
2ページ/21ページ

「きゃー!本当?
じゃぁお店で一番高いお酒♪」

天然パーマの男に説得され、ご機嫌で席に戻る女。


ズンボラ星人の学校指定ジャージに白い着流し、そして銀髪の天然パーマ坂田銀時。

万事屋銀ちゃんの社長で、ギャンブル好きの万年金欠ヤロー。

終いには従業員の志村新八、神楽にもろくに給料を払わない。

そして甘党で血糖値高めなちゃらんぽらん。


「お妙ちゃーん…
銀さんそんなにお金ないんだけど…」

「何でも好きなもん飲んで良いって言ったよなァコラ。」

ポニーテールの女、志村妙は銀時の胸ぐらを掴む。

「しょ、焼酎飲まない?
緑茶割りでも烏龍茶割りでもイチゴオレ割りでも良いから…!」

銀時はお妙の威圧感に声を震わせる。

その時、二人の前に人影が現れた。


「万事屋さん、また来てくれたんですね。
ご指名ありがとうございます。」

ゆっくり頭を下げる女。

明るい茶色の長い髪、深緑の着物。

姿が見えるなり、銀時の顔が明るくなる。

「よォ、真奈美ちゃん。
相変わらずナイスバディ…」

「誰がペチャパイじゃー!」

銀時が真奈美に挨拶をすると、後頭部からお妙の平手打ちが飛んでくる。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ