銀魂 ―そっくりなアイツ―

□酒と女と時々エロ
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「お妙さん。
そんなに万事屋さんにたかったら、お金無くなって弟さんの給料出なくなりますよ。」

にっこりと笑うこの女は小坂真奈美。
3ヶ月前にすまいるで働き始め、今では指名No.2。

志村妙の方が年下ではあるが、仕事ではお妙が上司だ。

「待ってたよー。
座って飲んじゃってー。」

銀時がお妙とは逆の席に真奈美を案内する。

「では、いただきます。」

銀時を挟んで右隣が真奈美、左隣がお妙という並びで座り、自分のグラスを持ち上げた。

三人はカチンとグラス同士を合わせ、乾杯をする。

真奈美は銀時のお気に入りで、今回が3回目の指名だ。


初めの出会いは二ヶ月前、お客さんからのストーカーに悩まされていた真奈美が銀時にボディーガードを頼んだのがきっかけだった。

今はもうストーカー被害もなくなったので銀時の仕事は終了したのだが、こうして会いに来る。

背は150p前後で童顔。
パッと見10代に見えるのだが、これで21歳というのだから驚きだ。

「お妙さん。
6卓でご指名です。」

黒服の男が話しかけると、お妙はスキップで席を離れる。
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