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□いや。待てよ。
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俺とカミュでTSUT○YAに来た。目的はそれぞれ違うが。

「お前はなにを借りるんだ?」
「別に。いいだろ?」
「…またなにかいやらしいものを…「借りねぇよ!んなもん!」

そんな変なDVD借りねぇよ。俺は好きなロックバンドのDVDを借りるために来た。カミュは…

「そういうお前はなに借りるんだ?」
「知らないのか」
「いや勝手についてきたんだろうが」
「俺は見たいんだ。」
「なにを」
「アナと雪のプリンス」

俺はその場でしゃがみこみ笑った。
男が!?しかもカミュが!?アナと雪のプリンス?!
だめだ笑える。興味ないかと思ってたのに。カミュは不服そうにむっとしている。

すこしたてばお互い借りたいものが見つかりレジにいく。すごく並んでいる。
めんどくさいな…。
と、思ったら

「…こちらにどうぞー!」

と元気な声が聞こえる。俺らはそちらにいくと

「えーーーー!?!?」
「嶺二!?」
「なぜお前がここにいるんだ」
「お金がないからだよーん」
「いや俺らかなりもらってるって」
「●万くらいもらっているぞ。寿」 
「カミュ声でけぇよ」
「うそうそ!一日店長だよん!」
「なるほど…」
「ではお金払うからレジ頼む。」
「オッケー!二点で…ってアナと雪のプリンス?!ランランみるの!?」
「ちげぇよ!カミュだ」
「ぷっあはは(笑)」
「バカにするな!」
「嶺二お前そんなことしてると客すげぇならんでるぞ。」
「やべっはい!お金払って払って!」
「はいよ」

俺らは店を出た。嶺二。あいつはああいう店員はあわないとおもった。、絶対世間話するだろ。あわねぇ。

俺らは楽屋に戻る。
するとかわいらしい歌が聞こえる。
「お帰り二人とも。いまアナと雪のプリンス見てるんだけど。見る?」
「俺借りてきたのだが」
「え?バカ?もうテレビでやってるよ?」
「…」

カミュは一瞬がーんとした顔をみせた。俺は笑いながらDVDプレーヤーでバンドを見た。

みんながみんなほんと今日はおもしれぇな。

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