story

□またどこかで。
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「おい。おい!」

これは夢であろう。なぜだ?なぜみんなたおれているんだ。

「寿っ…黒崎。…美風!起きろ!」

そうだ。夢だ。俺は自分の腕をつねった。痛い。現実なのか……
俺は慌てて指導をしている愛島の元へ行く。

「愛島!」
「……ミュ」

苦しそうに倒れている愛島。
俺は頭が回転しなくなってきた。だれがこんなことを?愛島はなにか言いたそうにしながらカクッと床に伏せた。
俺は顔色が青ざめた。
怖い。ただその一心だった。国に帰りたいなんて思ったことなかった。

昼。ほかの後輩たちと次々と倒れていた。一十木をはじめみんなが倒れていた。なぜだ。怖い。次は俺の番…なのか?
ひたすら俺は寿たちがいた部屋にいく。すると。

倒れていた彼らの体がなくなっている。
どういうことだ…犯人はまだそばにいるのか!?だがほかの人は仕事でいないはず…おかしい。
だが…俺は考えた。外部から何者かが侵入したと。俺はいなくなったみんなを取り戻すため立ち上がった。
こんなところで負けていたら俺は国でどのように言われるだろうか。いや国だけでなく自分自身のプライドが…。
みんなで歌ってきた。話してきた思いでをよくも。俺は怒りと悲しみ悔しさで泣きながらドアを開いた。そのとき

「ぶっ…」
なにか白いものが顔にへばりついた
ケーキ…?いや…豆腐だ。

「ぷっあはははは(笑)ミューちゃん最高!」
「寿!?」
「みんなも協力サンキュー。」
「俺たちも楽しかったよらんちゃん。バロンが『神宮寺!聖川!起きろ!』とか言ったとき正直笑ってたよ俺と聖川」
「必死だったからな(笑)」
「でもさすがトキヤ。演技がうまいね」
「いえ美風さんもほんとうにお上手でしたよ。」
「ということでごめんねミューちゃん!みんなでどっきりです!」 


俺はだまされていたのか。なんかあんしんした。

「カミュ…怒らないの?」
「なんかいつもならふざけるな!愚民の遊びに付き合っていられん!とか言うくせによ。なんかきもちわりぃ」
「…安心したのだ。まだみんなといられるからな」
「ミューちゃん…」
「ただ。このネタを考えたのは誰だ心臓に悪すぎる」
「それは…」

というとみんながとあるやつに目を向ける

「カミュ。ワタシです!おもしろかったですか?」

「あぁぁぁぁいぃぃぃじぃぃぃまぁぁ!」

今日もシャイニングは…騒がしくなりそうだ。

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