story

□AI愛
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この世界はわからない
たとえば君が…僕以外の名を呼んでいたら君は僕を愛してくれていないの?
 
「レイジってば。」
「は、はいい!?ってアイアイか」

この男。レイジがまさにそうだ。
僕をあいしてくれている一人。
と、いっても活動一緒にしてるしほかの二人も僕のことは好きだろう。でも僕とレイジは愛し合っている。

「アイネってだれ?」
「…え?」
「ずっと呼んでるアイネ…って」

アイネという存在は僕は知らない。だれ?浮気…?
僕はムカついてきた。

「…もういいよ。レイジ。愛してくれていないんだね」
「ちがうっ…」
「もういいよ。レイジのばか」

僕は部屋をでた。外へいった。
ひたすら気分を和ませるために。
外が涼しい。
コンビニにでもいこうかな?
そのときだった。
目の前に大きな影が。



僕はひかれた。
レイジは横で泣いていた。
僕は多大な怪我と、一部の破損ですんだ。
粉々にならなくてよかった。
「アイアイ!なにしてるの!…心配するよ」
とレイジ。
「だって…レイジが…」
「もういわない。だから…いなくならないでよ」
レイジは涙を浮かべて泣いた
僕は彼に悲しいことをさせてしまった。
僕は…
「レイジ…ごめんなさい」
「ううん。アイアイ…早くなおるといいね。

僕はレイジの笑みをみた瞬間に安心したのか泣いてしまった。
レイジ…ありがとう。
そばにいてくれて。

すこしたてば僕はだいぶ調子もよくなった。
レイジもお見舞いに来てくれる。しかも毎日。
「ねえレイジ。今日はなに?」
「今日はアイアイに甘いものもってきたよ!」
「わかった。プリンだね」
「な、なんでわかったの!?」
「毎日なんだかんだいってプリンばかりだもん」

たわいもない会話。
それが僕にとっては幸せであり

最高の贈り物である

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