裂物語

□たまきファントム
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先崎玉輝(せんざき たまき)と初めて会話したのは、つい先日、雨の降る日だった。


雨が降る…と言っても日が照っていて、所謂「狐の嫁入り」と言うやつである。


そんななか彼女と初めて話をした。


本当に中身の無い、他愛の無い話。




そして、これは彼女との何気無い会話から始まった"取り憑く"島も無い物語。
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