白河夜舟

□閻魔殿ロリワールド
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「そのまま暫くいてみたらどうだ?ちょっとこっち来い、髪梳いてやるから」


「うん、鬼灯様に見せに行く。」

「何て言うかな」


「きっと褒めてくれるぞ。凄い似合ってるからな!」



話しながらついでにアイロンで軽いウェーブかけたった。可愛ええ。

二人は髪を巻き終わるとついでに買ってきた靴も履いて走っていった。

かーわいいのなんのもう可愛い。凄い可愛い。


...可愛いしか言ってないな私。



とりあえず暇になったので閻魔様のとこ行って一子二子の事聞く。ついでにぽっくりデパートにでも行くか。



「だーいおーう、えんまだいおーう」


「ん?紅月くんどうしたの?今日は休みじゃないの?」


「休みですよ。一子と二子見ませんでしたか?」


「知らないねえ。見なかったよ?」



なんて閻魔様と話していたら執務室の方の廊下からその人が歩いてきた。



「それならここにいますよ」


「あ、ほーずきさま。とマイエンジェルズ」



鬼灯様の両腕に引っ付いてた二人は私を見ると飛んできた。

ぽっくりデパートに行かないか?と聞くと行くって言ってくれた。よし行こう。


と、その前に....



「閻魔様、一子と二子可愛くないですか。可愛いですよね可愛いって言えよほら早く言え」


「こっ、怖い!!でも確かに可愛いよ。その服どうしたの?」


「私が買いました。」


「ああ、この服買ったの貴方でしたか。一子、二子、もう一度言いますがとてもよく似合っていますよ。」


「「ありがとう鬼灯様」」



そう言ったあと鬼灯様は閻魔様になんか仕事の話し始めた。よしさっさと逃げよう。


「よーしっ、じゃあ行くか!一子!二子!れっつらごーだ!!今日は可愛い二人におもちゃ買ってやるぞー」


「本当?」

「やったね」


わいわい?言いながら二人に行ってきまーすと声を掛け、さっさと仕事から逃げた。

前みたいに休日返上なんて冗談じゃない。
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