艦隊これくしょん―とある提督ととある艦娘の物語―
□大鳳、着任します 後編
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〜2077年6月19日19時、呉鎮守府内〜
瑞鶴「一応これが呉鎮守府の全体よ」
大鳳「流石に鎮守府内を歩き回ると疲れますね」
翔鶴「そうね。なら1度私たちの部屋に戻りましょうか」
大鳳「部屋?さっき見て回ったところには無かったように感じるのですが」
瑞鶴「この鎮守府内にはないわ」
大鳳「え?」
翔鶴「鎮守府の隣の敷地内にあるのよ。さ、行きましょ」
そう言って翔鶴と瑞鶴は歩き出す。その後ろを少し遅れて大鳳も歩き出した
〜同刻、呉鎮守府、提督執務室〜
電「司令官さん、大本営から電文なのです」
提督「大本営から?見せてくれないか?」
電「はいなのです」
提督「なになに、明日ヒトサンマルマルに横須賀鎮守、艦隊運営会議に出頭せよ?なんで俺が」
電「艦娘に対するセクハラ行為がバレたとか?」
提督「え、待って、なんでそうなるの!?」
電「提督がセクハラ魔神だからです」
提督「セクハラ魔神って···」
電「そんなことより明日の予定などは今のうちに立てて欲しいのです」
提督「ん、ああそうだな」