SKE長編〜競馬探偵優斗〜
□〜第四話〜
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『まぁ…その…あれや、過ぎたことをあれこれ言うのはよした方がええねんな…』
あ「そうだよ、誰にだってミスくらいあるんだからね♪」
ぴ「おやぁ、皆さんお揃いで♪」
雷「あ、ぴーたんさんだ。」
四人のもとにやって来たのはさかえっ娘の人気メイド[ぴーたん]だった。
ショートカットがその清楚さを目立たせ、ふんわりとしながらもきちんとした喋りで男女問わず好かれており、あいりんとちゅりの先輩でもあり尊敬もしている数少ない優良メイドである。
あ「ぴーたんさぁーん♪」
ぴ「こらぁー、りんりんやめなさいっ///」
あいりんは確かにぴーたんに憧れてはいるが、それは好きの意味もこもった憧れだったのだ。
それをみたちゅりがすかさず引き剥がす。
あ「うぅ…ちゅりの意地悪〜…」
『全く…』
優斗は嫉妬するかの様な目であいりんとぴーたんのやり取りを目の当たりにする、雷太はそんな三人を見てやれやれと言った様子だ。
ぴ「あっ、優斗くん拗ねちゃった?ごめんねっ!」
『いえ…大丈夫です。ところで何か用すか?』
ぴ「あ〜、そうそう…実は優斗くんに相談事があってね♪」